京つう

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2020年08月22日

最近のバットの記事。

最近の草野球界は恐ろしいことをご存知だろうか。
今回は、それについて書いていこうと思う。
まず何が恐ろしいのかと言えば、バットが恐ろしい。
参考記事↓
打高投低の理由はバットにある。

一昔前と言えば、草野球の点の取り方はランナーを3塁や得点圏に進め、そこから叩きつけて内野ゴロの間に1点を取る。
これが主流だった。つまるところのスモールベースボールである。しかし今となっては新しい戦術が展開されてきたのである。
それが空中戦だ。
とにかく飛ぶバットと隆々に鍛え上げた筋肉で出来るだけ少ない球数でムダ無く点を取っていく。
それによって1イニングに3点、4点をがっぽりとることが出来るというわけだ。

読んでいる側からすれば、痛快かもしれない。
ホームランが出て楽しそうだな。勿論それもある。しかしながら飛び過ぎることも考え物なのである。
第一に投手の問題。どれだけ良いコースに投げても外野の頭を超える打球を打たれる。古き良き草野球はおっさんのスローボールで若者がなぜか抑えられるという、微笑ましくも?、社会の厳しさを教えるケースが見られたわけだが。現在はそのケースが減ってきたのではないかと感じる。

書いている人間は野手をすることが多く、年も若い(25)のでまだいいのだが。
今年40歳を迎える我がチームのエースはたまったものではないようである。
聴けば、年々抑えるのが難しくなっているという。間違いなくウレタンバットの普及が原因だそう。

さらに問題を言えば、危険な点。これもあると言える。
ホームランが出やすくなるということは、その分打球が速くなるということであり、バッターと最も距離の近い投手は最も危険なポジションになる。
そこがまた、投手にとってかわいそうな点。

今後、飛ぶバットが売れることが分かればいろいろなメーカーがあの手この手を使い、より飛ぶバットを作るだろう。
それは、核爆弾の恐ろしさを知った各国がこぞって核兵器を作り出した冷戦時代に近いのかもしれない。

そうなれば、草野球はどうなるのだろうか。

とはいえ、なんだかんだ言っても草野球は安泰なのだと思う(信じたい)。
なぜなら、投手をやる人間というのはどれだけ打ち込まれても、次の週になればまたマウンドに上がりたい。
という、変わり者が多いからだ。

むしろ、どういった風に抑えることが出来るか考えてより一層ピッチングに磨きがかかる場合も少なくない。

こういう感じで、草野球の生存競争は今後も面白くなっていくと思う。その戦いに後れを取らないため、筆者も努力を絶やさないことを約束し、この記事を終えたいと思う。





Posted by とりっぴい at 04:58│Comments(2)
この記事へのコメント
草野球も時代によって変化をしているのですね。最近は道具が良くなりすぎているような気もします。
山崎
Posted by guildguild at 2020年08月24日 20:13
何はともあれ野球が出来るのはいいことですね。
私も久しぶりに野球がしたくなりました!
しげ
Posted by guildguild at 2020年08月24日 21:10
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